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なかなか治らない…その頭痛、もしかすると副鼻腔炎かも?


何だか頭が痛い…最近ひいた風邪がなかなか治らないのかな…

なんて思っている方、実はその頭痛は風邪が原因ではないかもしれません。

「副鼻腔炎」という言葉をご存じでしょうか?

ちまたでは「蓄膿」と呼ばれている病気の正式名称です。

今回は蓄膿と頭痛の関係についてお話します。


あなたの頭痛、痛む場所はどこですか?

頭が痛い…と思った時、その頭痛の特徴について思い返してみてください。

痛む場所はこめかみや目の奥、おでこではありませんか?

たくさんある頭痛の中でも、これらの場所が痛む場合には、副鼻腔炎の可能性があります。


副鼻腔炎ってどんな病気?

人の鼻は鼻腔と副鼻腔で構成されています。

鼻腔とは簡単に言うと鼻の穴と呼んでいる場所のことです。

それに対して副鼻腔は、鼻の穴よりもさらに体の内側にあり、その表面は薄い粘膜から粘液を出しています。

繊毛という小さな毛がたくさん生えていて、出された粘液を鼻の穴に押し出す働きがあります。

副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎とがあります。

急性副鼻腔炎は風邪などの細菌やウイルスに感染したことが原因で起こり、鼻腔に炎症を起こして鼻腔へ粘液がうまく排出できなくなった状態です。

排出できなくなった粘液が副鼻腔の中に蓄積し、最近の繁殖から海がたまり発症します。

黄色のドロッとした鼻水が出るというのが特徴です。

だいたい1カ月ほどで治ります。

一方、慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎がなかなか良くならず長引いたものや、繰り返し起こる急性副鼻腔炎によって症状が3カ月以上にわたって続く副鼻腔炎をさします。

アレルギー体質の人がかかりやすいのが特徴で、効果がある薬はステロイドのみです。

しかし、ステロイドの服用をやめるとまたすぐに症状が出現し、根治するのがとても難しいのが現状です。

現在もなお根治に対する研究が続けられています。

副鼻腔炎の診断は、CT やレントゲン撮影、直接カメラでのぞくことなどで行われます。

診断が確定した時点で、抗生剤よる治療が始まります。

通常は2週間程度続けて薬を服用すれば治ります。

それでもなかなかよくならず、その症状が3カ月以上続く場合には、慢性副鼻腔炎と診断されることになります。

慢性副鼻腔炎の治療では、マクロライド系に分類される種類の抗生剤を少量ずつ長い期間にわたって続けて服用する治療があります。

それと合わせて去痰剤を使用し、繊毛の機能を高める効果を促進します。

飲み薬で治療を続けてもなかなか良くならない場合には、手術で中にたまった膿を吸い出す事もあります。


副鼻腔炎の頭痛、どんな痛み?

痛む場所は先にお話しした通り、こめかみや目の奥、おでこなどです。

その痛みはドンと重たい感じで、頭を下げると痛みが強くなるのも特徴です。

実際に膿がたまっている場所をおさえたり叩いたりすると痛みを感じます。

頭とは違いますが、頬の痛みを感じる方も多いのではないでしょうか。

蓄膿による痛みの場合には、原因である副鼻腔炎が改善しなければ、頭痛はおさまりません。

薬が切れるとまた痛みが出てくるという点から、痛み止めの効果も低いと言えるでしょう。

もしかして副鼻腔炎かも?と思ったら、早めに耳鼻科を受診しましょう。


なかなか時間がなくて病院に行けないんだけど…

軽い風邪のように、自然に治るのでは?と思われる方もあるでしょう。

私たちの体には自然治癒力があり、ごく軽い炎症であれば副鼻腔炎も自然治癒するでしょう。

しかし、炎症の程度が強い場合には、薬による治療が必要です。

また、初めは軽度の炎症だったのに、病院を受診せずほったらかしにしておいた為に症状が長引き、ついには慢性副鼻腔炎になってしまった…なんてことにならないよう、自然に症状が改善しない場合には早めの受診をおすすめします。

まったく治療をせずほったらかしにしておくと、ひどい頭痛を起こしたり、においが感じられなくなる嗅覚障害になったりと、日常生活に影響を及ぼす危険があります。

もう手遅れ…の状態にならないよう、自己管理していきたいですね。


まとめ

今回は、よく聞く言葉「蓄膿」についてお話してきました。

意外にも頭痛の原因となることをお分かりいただけたでしょうか。

頭痛と長くお付き合いされている方の中には、なかなか治らない頭痛にお悩みの方もいるでしょう。

実はまったく別の所に原因があったという発見の手助けとなれば幸いです。

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貧血による頭痛。重要なのは鉄分


何だか体がだるい…

それだけでなく頭痛も続いている…

そんな不調を年齢や体質だと思い込んで諦めて我慢していませんか?

その頭痛、原因は「鉄分」にあるかもしれません。

頭痛というと頭の病気を疑いがちですが、実は鉄分不足「貧血」の症状でもあるのです。


こんな症状はないですか?セルフチェック

  • どれだけ寝ても疲れがとれない
  • 朝から体がだるく、つかれやすい
  • 体を動かすと息切れがする
  • 気持ちが落ち着かず、集中することができない
  • 爪が割れやすい・へこんでいる
  • 肌荒れしやすい
  • よく頭痛がある
  • 氷が食べたくなる

これらの症状の中で、みなさんに当てはまるものはいくつありましたか?

実はこれ、貧血のセルフチェックです。

もしこれらの項目のうち2つ以上に当てはまる場合、貧血の可能性があります。


貧血ってどんな病気?

私たちの血液の中の赤血球に含まれるヘモグロビンとよばれる成分があります。

このヘモグロビンは血液の中で全身をめぐり、体中に酸素を届けるという大切な役割を持っています。

ヘモグロビンが届けてくれる酸素をもとに、脳や内臓、すべての臓器が働いています。

つまり、ヘモグロビンが足りなくなると、体中が酸欠状態に陥り、めまいや立ちくらみ、頭痛などと言った不調があらわれるのです。

実際には貧血であらわれる不調は、どうにか頑張ればやり過ごすことができる程度の症状であることがほとんどな為、つい放置してしまったり、気付かないなんてこともしばしば。

日ごろから貧血の状態が続いている人の体は、むしろその状態に慣れてしまっているために、症状を感じにくくなり、採血をしてみたら輸血が必要なほどの貧血だったということすらあります。

貧血には原因がたくさんあり、その種類は多岐にわたります。

その中でも今回は1番一般的な貧血である「鉄欠乏性貧血」についてみていきましょう。


鉄欠乏性貧血って?

鉄欠乏性貧血とは、体内に流れている赤血球に多く含まれるヘモグロビンと鉄分が欠乏することにより、酸素の運搬能力が低下し全身に十分な酸素が供給されず倦怠感や動悸・息切れ、頭痛などの症状がみられる貧血の種類の中でも最も多く特に女性に多い病気ですとされています。

原因は赤血球を作り出すために必要な鉄分の貯蔵量がたりなくなったり、なくなってしまうことにあります。

けがや病気による出血、女性の場合は月経などの、過剰な出血が一般的な原因として挙げられます。

それ以外にも、普段からの食生活や消化管の吸収機能の低下などもあります。

脱力感や動悸・息切れ、頭痛などが一般的な症状で、周囲の人からは顔が青白く見えたりします。

血液検査で鉄分の量を測定し、診断することができます。

体内にある鉄分を使いきってしまうには数カ月かかる為、その症状がゆっくりと進行するのが特徴です。

貯蔵された鉄分を使いきると、新しく赤血球を作り出すことが難しくなるため、血液中の赤血球数が少なくなるだけでなく、その1つ1つの大きさも異常なほど小さくなります。

検査で貧血と診断されたら鉄材を服用し、鉄分の貯蔵量の増加を目指します。


どうして貧血で頭痛が起こるの?

これはずばり、脳が酸欠状態になる為です。

貧血により十分な量の酸素が供給されなくなると、脳の活動に支障をきたし頭痛が起こります。

脳は全体の1/4の血液がめぐっていると言われるほど、その活動にたくさんの血液(酸素)を必要としています。

その為、貧血になると症状が出やすいのです。

こめかみの辺りがズキンズキンと脈打つように痛む片頭痛に似た痛みが特徴です。


貧血頭痛の対処法

目の前にある頭痛を何とかしたいという気持ちになりますが、1番大切なのは貧血を治す事です。

痛み止めも一時的には効果があるかもしれませんが、その場しのぎにすぎないので、根本の原因を取り除くようにしましょう。

病院を受診し、適切な治療を受けることが中心となりますが、それ以外にも日ごろから取り組めることについてお話します。

なんと言っても基本は食事療法です。

鉄分を多く含む食品を摂るよう心がけましょう。

良質なたんぱく質(肉・魚・卵・乳製品・大豆製品)を摂ること、鉄分を多く含む食品(レバー・まぐろ・めざし・納豆・小松菜・ほうれん草・ひじきなど)を取り入れましょう。

ビタミン B12 や葉酸、ビタミン C は血液を作るのに欠かさない成分です。

こちらも合わせて摂取しましょう。


まとめ

頭痛とは縁遠く感じる貧血ですが、実は身近で、かつ隠れている可能性のある病気ということがお分かりいただけたたでしょうか。

毎日の生活が忙しく、多少頭痛があっても病院に行くほどでは…と感じる方が多いかもしれませんが、貧血を放置すると様々な障害をきたす恐れがあります。

あまりに長く続く頭痛・その他に貧血に当てはまる症状がある場合には、我慢をせず早めに病院受診をおすすめします。

貧血は日ごろの食生活の改善が重要です。

これを機に、食事について見直してみて下さい。

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低血糖による頭痛に対する対処法


頭痛はとにかく種類も原因もたくさんある!という事はみなさんご存じだと思います。

今回は低血糖に関連した頭痛についてお話します。

普段の生活で低血糖を意識して過ごしている方は少ないかもしれませんが、実は意外と身近な症状なのです。


低血糖とは?

人間の体は、すい臓から出るホルモンの働きで、血糖値を調節しています。

食事をとると一時的に血糖値は上がりますが、時間の経過とともに下がり、かつ一定のラインよりは下がらず維持するシステムがあります。

このシステムが乱れ、必要以上に血糖値が下がってしまった状態が低血糖と呼ばれます。

糖尿病の治療の過程で起こる低血糖は除外すると、この低血糖は不規則・不健康な食事を続けていることで起こります。

炭水化物や甘いもの、お酒を中心にした食事ばかりになってはいませんか?

空腹に任せて勢いよく食事をとってはいませんか?

少しでも思い当たる場合は要注意です。

低血糖の症状は主に、強い空腹感・動悸・冷や汗・眠気などです。

脳の活動に不可欠なブドウ糖が体の中で不足している低血糖状態では、脳は生命の危機を感じより活発な活動を促すホルモンのアドレナリンを分泌します。

その結果、上記のような症状を引き起こすのです。


低血糖頭痛、どんな痛み?

低血糖では頭痛を引き起こすこともあります。

先にお話ししたように、脳の活動にブドウ糖は欠かすことができません。

その為、低血糖状態になると脳の機能も低下してしまいます。

脳が生命の危機を感じアドレナリンを分泌することで、脳の血管を広げ、その血管の周囲の神経を圧迫することになり、頭痛を引き起こすのです。

低血糖頭痛は「血管拡張型頭痛」と同じ原理であり、その痛みは片頭痛の痛みに似ています。

ズキンズキンと脈打つような痛みが特徴です。


対処法

ブドウ糖や砂糖を摂取する

どちらも近くにない場合はソフトドリンクを飲んだり食事をしたり、とにかく何かを摂取すればよいです。

普段の食事内容を見直す

低血糖頭痛の原因は低血糖状態なので、痛み止めだけで治すことはできません。

空腹状態での痛み止めの使用は、胃の不調を招く原因にもなりうるので、避けて方がよいでしょう。

まずは原因となっている低血糖状態を改善することが第一優先です。

ブドウ糖や砂糖を摂取するのが一番効率良く吸収されるのですが、普段から持ち歩いている方は少ないですよね。

外出中などでなかなか近くにない場合は、カロリーのある何かを摂取しましょう。

もちろん一度に大量に摂取するのではなく、ソフトドリンクなら 200 ㎖程度、お菓子なら1回分の半分程度を目安にしてください。

血糖値は食後 30 分程でピークを迎えるほどのスピードで上昇します。

その為、少量で十分低血糖状態を改善することができます。

それとは別にもう1つ大切なのは、日ごろの食事を見直すことです。

食生活が改善されなければ、頭痛を繰り返し引き起こすことになってしまいます。

これを良い機会に、一度自分の食生活を見つめなおしてみてください。

低血糖になりにくい食事の方法として、「1日3食、規則正しく摂取する」「食事の際は炭水化物をとる前に、キノコや海藻類などの食物繊維をとる」「間食にはナッツや小魚などのたんぱく質をとるようにする」「調味料は昆布や煮干しなどの自然のものを使用し、人工甘味料や香料などはできるだけ控える」などがあります。

これらは頭痛のみならず、健康維持にとても良いことですので、ぜひ続けてみてください。


良くならない場合はどうすればいいの?

低血糖による頭痛の場合は、糖分を摂取し少し安静にしていれば、いずれ必ず症状は良くなります。

また、食事を見直し規則正しい食生活を実践していれば、頻回に低血糖頭痛を引き起こすこともありません。

一度起こった頭痛がまったくよくならない、またはどんどんひどくなっていく場合や、あまりに高頻度に頭痛を繰り返す場合は、低血糖頭痛ではなく他の病気が潜んでいる可能性が考えられます。

早めに病院を受診してください。


まとめ

つい仕事が忙しくて食事がとれていなかった、食欲に任せて好きなものばかりの食生活が続いていた…なんて状況、普段よくあることですよね。

頭痛が起こるとその辛さからつい痛みを取ることだけに目を向けがちですが、意外なことが原因で頭痛が起こっている場合もあります。

日ごろから健康への意識を高めるとともに、少しの豆知識でいざという時冷静に対処することができるのではないでしょうか。

あれ?なんだか頭痛が…そんな時、この低血糖頭痛も少し思い出してみてください。

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脱水による頭痛の症状はどうして起こるの?


「脱水」という言葉、よく耳にしますよね。

きっとみなさん、脱水による頭痛を経験したことがあるのではないでしょうか。

今まではなんとなく、脱水だから頭痛がするのかな…と思ってきていたけれど、今回はその脱水に関連して起こる頭痛について、理由を説明したいと思います。


脱水ってどんな状態?

そもそも、脱水とはどのような状態でしょうか。

字のごとく、体から水が抜けた状態の事…と想像できますが、厳密には「体液が失われ、必要な水分と電解質が不足している状態」のことを指します。

人間の生命維持に欠かすことができない水分は、体重の 1~2%程度の減少であっても症状が現れ始めます。

水分量を一定に保つことが重要なのですね。


脱水の症状は?

では脱水になると、どのような症状が現れるのでしょうか?

初期の自覚症状として、「のどが渇く」「なんとなく体がだるい」「立ち眩みがする」「頭が痛い」ことから始まり、さらに症状が進むと「皮膚や唇、舌が乾燥してくる」「皮膚の張りがなくなる」「微熱が出る」などがみられるようになります。

ここまでの間にほとんどの人が水分をとるなどの対処をするのですが、それでも症状が進んでしまうと「頻脈になる」「血圧が下がる」「体の力が抜ける」「意識障害があらわれる」などの重症症状につながってしまうこともあります。

重症症状につながらないよう、適切なタイミングと、適切な方法で対処していく必要があります。


どうして頭痛が起こるの?

脱水状態で頭痛が起こる原因、それは「血管拡張」です。

体の水分が不足すると、血液はぎゅっと濃縮され、流れが悪くなってしまいます。

人間の体はどの臓器も血液をもとに活動している為、血液不足は大問題なのです。

特に脳には様々な複雑な働きがあり、たくさんの血液が必要となります。

そこで私たちの体は、少しでも血液をたくさん運ぶ為、脳の血管を拡張させるのです。

脳の血管が拡張すると、その周囲にある神経を刺激してしまいます。

結果、その刺激によって頭痛や吐き気が起こります。

主に吐き気を伴う頭痛には別の病気が隠れていると言われることも多いですが、脱水でも頭痛が起こるという事を頭に入れておくと、いざという時に冷静に対処できるのではないでしょうか。


対処法

では、頭痛があらわれてしまった場合の対処法についてお話します。

いますぐにでもその頭痛を何とかしたい所ですが、そもそもの原因は脱水状態である為、まずは脱水症状に対する対応が必要です。

はじめにお話しした通り、脱水とは水分と電解質の不足です。

その為、ただ単に水を飲んでいるだけでは電解質が不足しています。

水を補うことはもちろんですが、同時に電解質も補う必要があります。

ここで登場するのがみなさんご存じの「スポーツドリンク」です。

成分表を見てもらうと分かりますが、様々な電解質を含んでおり、脱水状態の体にはもってこいなのです。

少し気を付けたいのは、このスポーツドリンクには多量の糖分や塩分も含まれています。

糖尿病や高血圧などの持病がある方は、経口補水液をおすすめします。

もし気分が悪く一度に大量に飲めない時は、少しずつ頻回に摂取し、トータル量を増やしていきましょう。

次に頭痛についての対処法です。

血管が拡張することに伴う痛みなので、冷やすと楽になります。

涼しい場所で安静に過ごしましょう。

頭だけでなく、首筋やわきの下、足の付け根などの太い血管の通る場所を冷やすのも効果的です。

どうしても薬を飲みたくなってしまいますが、脱水による頭痛は二次的に起こっているものなので、頭痛薬はあまり効果的はありません。

それどころか、脱水で弱っている腎臓にさらに負担をかけることになってしまうので、グッとこらえましょう。

脱水状態が改善すれば、頭痛も必ず良くなります。


症状が治らない時はどうすればいいの?

水分補給をしたのにまったく症状が良くならない、またはどんどん悪くなっていく…

そんな時は、中等度以上の脱水状態になってしまっていると考えられます。

口から水分をとるだけでは、電解質の補正が追いつかない状態ですので、病院で点滴治療を受ける必要があります。

早めに受診するようにしましょう。


まとめ

頭痛はとても不快なもので、今すぐにでもどうにかしたいですよね。

サクッと頭痛薬を飲んでしまおうと考えがちですが、脱水による頭痛の時にはそこをグッとこらえ、適切な対処法をとりましょう。

必ず良くなります。

スポーツなど明らかな運動をしていなくても起こる可能性のある脱水。

みなさんの対処の参考にしてみてください。

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いつもの頭痛に耳鳴りまで…脳過敏症候群との関係


いつもの辛い頭痛。

そこに今日は耳鳴りまで始まった…

となると、みなさんとても不安な気持ちになりますよね。

今回はその頭痛と耳鳴りの関係についてお話していきます。


そもそも耳鳴りってどんな現象?

耳鳴りとは、周囲の音ではなく、耳の中で発生している雑音のこととされています。

キーン・ピーなどの高い音もあれば、ゴー・ザーという低い音もあり、音の大きさや鳴る頻度は人によって様々です。

症状を表す言葉であり、これ自体は病気ではありません。

実際には多くは原因不明とされており、今もなお研究が続いています。


耳鳴りに関係する頭痛はどんな頭痛?

耳鳴りに関連する頭痛とは、ずばり片頭痛です。

片頭痛とは、脈打つような痛みやズキズキした痛みが特徴で、頭の片側に起こることもあれば両側に起こることもあります。

音や光に敏感になり、痛みが強い場合には吐き気や嘔気を伴うこともあります。

原因は、脳の血管が拡張し血流量が増加することにより、周囲の三叉神経を刺激します。

その刺激がもとになり炎症物質を産生することで頭痛が発生すると考えられています。

さらに、脳の血管を拡張させる代表的な誘因には、睡眠不足やストレス、天候の変化などが挙げられ、私たちの日常生活の些細な事も引き金となる可能性があるのです。

片頭痛が起こった場合の対処法は、とにかく安静にすることです。

また、血管の収縮を促すために、冷たいタオルなどで痛む場所を冷やすことも効果的です。

頭痛の起きている間は入浴を控え、光や音などの苦手な刺激の少ない環境で過ごすようにしましょう。

これらの方法でも治らない場合や、あまりにひどい頭痛で日常生活に支障をきたす場合には、トリプタン系と呼ばれる薬に効果が期待できます。

専門の頭痛外来や内科などで処方してもらうことができますので、早めに病院を受診しましょう。

片頭痛と耳鳴りの関係として、これから片頭痛が起こる前兆として耳鳴りを感じる方がいます。

それとは別に、片頭痛が脳過敏症候群の引き金になっている場合も多くあります。


「脳過敏症候群」ってなに?

あまり聞き慣れない言葉ですが、「脳過敏症候群」をご存じでしょうか。

これは、2011 年に東京女子医科大学脳神経外科の研究チームが発表した、頭痛に関する新しい概念のことです。

私たちの脳は日ごろから非常にたくさんの情報を伝達しています。

その情報を受け取ることで興奮状態となるのですが、通常は次第にその興奮はおさまり、もとの平静を取り戻します。

しかし、刺激がなくなってもなお脳の興奮状態が続くことがあります。

この状態を脳過敏症候群といいます。

最長でなんと 72 時間もその状態が続くこともあるのだとか。

脳過敏症候群の症状の代表的なものには、頭痛・耳鳴り・難聴・めまい・抑うつ感・不眠などがあります。

これらの症状に思い当たる頭痛はありませんか?

そう、片頭痛です。

脳過敏症候群の原因は主に片頭痛などの慢性的な頭痛とされています。

それとは別に強いストレス感が続いたことによる脳の過剰興奮もありますが、それほどのストレス状態は日常ではめったに起こるものではなく、主な原因としては片頭痛であると考えても良いでしょう。

片頭痛により過剰な刺激を受けた脳が過敏になってしまうのです。


対処法

片頭痛や脳過敏症候群、片頭痛は、その症状を緩和する治療も必要ですが、根本的な原因となっている自律神経の乱れを改善し、原因を解消することが大切です。

自律神経を整え片頭痛が改善すれば、脳過敏症候群や耳鳴りを引き起こしてしまう可能性はグッと低くなるのです。

十分な睡眠を確保する

質の良い睡眠で、体をしっかりと休めましょう。

深呼吸をする

私たちの体は、ストレスがかかると交感神経がよく働きます。それにより呼吸は浅くなりがちなので、意識的に深呼吸を取り入れ、神経のバランスを整えましょう。

軽い運動をする

体を動かすことでストレス発散になるだけでなく、適度に疲れることで、より良い睡眠を促します。

規則正しい生活を送る

寝起きの時間や食事の時間はできるだけ一定にすることで、自律神経のバランスが整います。

趣味を楽しむ

ストレス発散で心を休めましょう。

ぬるめのお風呂にゆっくりつかる

シャワーだけで済ませるよりも、ゆっくりと湯船につかることでリラックスでき、血行もよくなります。

一度に全部は難しくても、どれか1つからなら始められそうですよね。

今まで悩んできた頭痛や耳鳴りとさよならできるチャンスかもしれません。

取り組んでみる価値ありです!


まとめ

聞き慣れない言葉もいくつか出てきましたが、私たちの脳はとても繊細で複雑な働きをしていることが改めて分かります。

ほんの小さな心掛けで、頭痛や耳鳴りなどの不快な症状から解放されることができたら、とても幸せですよね。

ストレス社会と言われている現代では、様々な事柄が乱れがち。

ご自身の生活を見直すきっかけにしてみてください。

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まさか!?お天気(気圧)が原因の頭痛があったなんて…


「季節の変わり目、どうぞご自愛ください」という挨拶、よく使われていますよね。

寒暖差が大きいこの季節、体調をくずしやすいので注意が必要です。

けれどもそもそも、どうして寒暖差で体調が悪くなるのか、不思議に思いませんか?

今回は、そんな不思議を解消したいと思います。


お天気頭痛ってどんな頭痛?

ロート製薬が実施したアンケートによると、約 60%の人が気圧(気圧)の変化によって、頭痛などの不快な症状を感じると回答しています。

気象病の代表症状である頭痛に悩まされる人は少なくありません。

人は、耳の奥の内耳という場所で平衡感覚を保っています。

この内耳が、天気による気圧の変化を感じる際に、過剰に反応してしまうことで、交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが乱れます。

自律神経のバランスが乱れると、交感神経が強く働く状況となり、頭痛の症状が出現するのです。

つまりは、内耳が敏感な人ほど、天気(気圧)の変化による頭痛が起こりやすいと言えるのです。

医療機関の頭痛外来におけるお天気頭痛の患者さんの比率は男性1:女性2と言うデータがあります。

一般に、男性よりも女性の方が自然への感受性が高いとされており、お天気頭痛が女性に多いのもうなずけます。

もう1つの原因として、東洋医学の考え方もあります。

東洋医学において、雨などの湿気が原因で起こる影響のことを「湿邪」と考えます。

湿邪は体の中の水の流れを滞らせ、「水滞」という状態を引き起こします。

水滞の状態では、体のむくみが強くなり、そこに血管が拡張すると周りの神経を刺激し頭痛を引き起こすとされています。


お天気頭痛の痛みってどんな痛み?

お天気頭痛と呼ばれる、気圧の変化によって生じる頭痛は、片頭痛と緊張型頭痛の2種類があります。

片頭痛の痛みの症状の特徴は、多くが頭の片側に痛みが起こり、ズキズキと脈打つような痛みが続きます。

その他にもこめかみや後頭部が痛み、吐き気を伴うこともあります。

緊張型頭痛の痛みの特徴は、頭全体がぎゅっと締め付けられることです。

この頭痛は血管の拡張とは関係がなく、首回りの筋肉が凝り固まってしまうことが原因です。

同じお天気頭痛でも、天気(気圧)の変化の影響が血管に起こる人と、筋肉に起こる人がいて、自律神経のバランスの乱れ方が違います。


お天気頭痛を防ぐ方法はあるの?

お天気頭痛には、痛み止めの服用で症状の改善が期待できます。

気圧の変化が原因で起こるので、そもそもの原因を取り除くことは難しいですが、起こってしまった頭痛に対する対処はいくつかあるのでご紹介します。


片頭痛の症状の場合

とにかく安静にして過ごしてください。

片頭痛の痛みに対して1番効果があるのは、睡眠とされています。

音や光などの苦手な刺激のない静かな環境で、ゆっくりと休みましょう。

血管の拡張が原因で起こる痛みなので、体を温めすぎると痛みが強くなる恐れがあります。

痛む場所を冷やすなどの対処も効果的です。

片頭痛の場合、一般的に薬局で手に入れることができるタイプの痛み止めは効果が低いかもしれません。

一度病院を受診し、片頭痛用の頓服を処方してもらっておくとよいかもしれません。


緊張型頭痛の場合

耳回りをあたためる

ホットタオルや温かいペットボトルを当てると良いでしょう。特に寒い季節では、日ごろから、イヤーマフや帽子などで耳を冷やさないよう工夫することも有効です。

耳回りをマッサージする

両耳を手でつまみ、上下や横に引っ張ったり回したりしましょう。耳全体を手のひらで覆い、後ろ方向に円を描くように回してみるのも効果的です。

耳周囲の血行が良くなり、内耳の状態が改善されます。これは予防にもつながるので、頭痛の症状がなくても1日3回程度続けてみてもよいでしょう。

体質改善

朝起きたら日光を浴びる、食事を1日3回規則正しくとる、日中に運動をする、入浴はぬるめのお湯でゆっくりと、寝起きの時間は一定にするなどで、自律神経を整えましょう。お天気頭痛だけに限らず、健康増進にもつながります。


まとめ

目に見えない天気(気圧)の変化が原因で起こるお天気頭痛。

もしかして私の頭痛はお天気頭痛だったかも!と当てはまった方が多いのではないでしょうか。

人間の力ではどうにもできないお天気ですが、もし頭痛が起こってしまっても、1つずつ冷静に対処していけば、慌てる必要はありません。

今すぐにでも何とかしたい頭痛、そのタイプを見極め、役立ててください。

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その頭痛、実は眼精疲労かも?正しく対処をするために


現代人はパソコンやスマートフォンなどのデジタルデバイスに使いすぎと言われています。

実際のところ、これらを遮断した生活を送るなど、考えられないと言ってもいいほど。

それに伴う目のトラブル「眼精疲労」や「ドライアイ」もぐんと増えているのが現状です。

実はその目のトラブルから頭痛を引き起こすこともあるようです。

その中身についみていきましょう。


眼精疲労って何?

眼精疲労とは、目を使った作業を続けることで、眼の痛み・かすみ・充血などの症状や、頭痛・吐き気・肩こりなどの全身症状が現れ、十分な休息をとってもしっかり改善しない状態のことです。

その他に、メガネやコンタクトレンズの度が合っていない、加齢、ドライアイ、緑内障や白内障・斜視・斜位・眼瞼下垂などの目の病気、精神的ストレスなどからも眼精疲労を起こすことがあります。

さらに、これらの症状のいくつかが重なって症状が悪化することもあるので、ひとつひとつを治療していく必要があります。


眼精疲労はどうして頭痛を起こすの?

主に、目を使った作業を続けることで起こる眼精疲労が、頭痛を起こしやすいと言われています。

眼の周りの筋肉に過度の負担がかかります。

その結果、毛様体節と呼ばれる目のピントを調整する場所に疲労が生まれ、自律神経のバランスを乱してしまうことで頭痛の症状が現れます。

一般的に、眼精疲労が原因となる頭痛は、片頭痛と緊張型頭痛の2種類があるとされています。


眼精疲労からくる頭痛はどんな特徴があるの?

  • 鈍い痛みが一日中続く
  • 頭全体が締め付けられるような痛みがある
  • 肩や首が凝る
  • 軽いめまいを伴うことがある
  • 温めると痛みがやわらぐ

これらの症状に当てはまる方は、眼精疲労により緊張型頭痛を起こしています。

マッサージやストレッチを取り入れ、主に首回りの血流を良くする、蒸しタオルなどで首や肩を温める、適度な運動を習慣にする、ストレス解消を心がけるなどで対処できます。


  • ズキンズキンと脈打つように強く痛む
  • 月に1~2回起こる
  • 頭痛が起きる前に、チカチカとした光のようなものが見える
  • 体を動かすと痛みは悪化し頭に響く

これらの症状にあてはまる方は、眼精疲労により片頭痛を起こしていると考えられます。

片頭痛が起こったら、とにかく安静にして過ごしましょう。

睡眠をとると症状がやわらぐことが多いです。

その他に、冷たいタオルなどで痛い場所を冷やす、入浴は控える、音や光の刺激を避けることなども効果的です。

眼精疲労による頭痛は、眼を使えば使うほど悪化してしまいます。

改善のための1番の対策は、目を休めることです。

起きてしまった頭痛に対処できた後は、そもそもの原因である眼精疲労を起こしにくい生活習慣を身に付けられるよう心がけましょう。


眼精疲労の対処法

食事の工夫

目に良いとされている食品を摂るよう心がけましょう。B6,B12,BEなどの栄養素が良いとされています。

代表的な食べ物はウナギ、レバー、豚肉、ブルーベリーなどです。

たくさん摂ればよいというわけではないので、毎日の食事の中に継続的に取り入れていきましょう。

ツボを押す

目頭の内側やや上方のくぼんだ場所にある「晴明」と呼ばれるツボや、後後頭部首の付け根の、生え際よりも指1本分ほど内側に入り、骨の横の柔らかいくぼみにある「風池」と呼ばれるツボ、などを押してみましょう。

じっくりゆっくり行うことで、眼精疲労の改善につながります。

目の体操をする

瞬きを我慢した状態で目を右回りや左回り両方にぐるぐると回す、目の前に指1本を立て、その指をじっとみつめた後、今度はその視線を遠くにするという動作を繰り返し行う、などの動作を繰り返すと、徐々に目がすっきりとしてくるでしょう。

まぶたを温める

血流をよくすることで、目の疲れが言えます。

同時にリラックス効果も期待できるので、就寝前のルーティーンとしてもオススメです。

とにもかくにも安静にする

眼精疲労を感じたら、とにかく目を休ませることが大切です。

血行促進のために温めることも非常に効果があります。


まとめ

眼精疲労と頭痛、私たちの生活とは切っても切れない縁があることがお分かりいただけたでしょうか。

知らない間にデジタルデバイスに触れることはとても多いので、家族でお互いの生活について話し合ってみるのもいいかもしれません。

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ほっておくと怖い!頭痛とヘルペスの関係


みなさん、ヘルペスと言う病気は聞いたことはありますか?

疲れてくると口の周りにできるあれでしょ?

最近よく聞く帯状疱疹のことだっけ?

恥ずかしいけど私、陰部にできたことがある気がする…

そうです、それらはすべてヘルペスとまとめられている病気です。

なんとなく耳にしているこの病気ですが、頭痛をともなう場合には実はとても怖い病気が隠れている可能性があります。

今回はそんな病気についてのお話です。


そもそもヘルペスって何?

ヘルペスとは、ヘルペスウイルスに感染して起こる、小さな水ぶくれをともなった急性の皮膚の炎症のことです。

現在では、単にヘルペスというと、単純疱疹と帯状疱疹のことを指すのが一般的となっています。

単純疱疹とは、単純ヘルペスウイルスへの初感染・再感染・再発により、皮膚や粘膜に小さな水疱やただれを主とする変化が生じた状態のことです。

特に初感染の場合には、高熱などの全身症状を伴うこともあるのとは反対に、初感染の場合は主に無症状であるという考え方もあります。

発生する部位には、唇の周囲や顔、口内炎のように口の中、目の中の角膜、性器、手指、臀部など、実に様々な場所があります。

中でも唇周囲や性器に発生する頻度が高いです。

一方、帯状疱疹とは、ウイルスの再活性化が原因とされる病気です。

一度ヘルペスウイルスに感染すると、体の中から消えることなく神経の根っこの部分に潜伏すると言われています。

疲れがたまった、体調を崩したなどをきっかけに、この潜伏しているウイルスが再び増殖し悪さをはじめ、水疱や丘疹などの症状を引き起こします。

この帯状疱疹は、自分の体の中で起こる現象なので、誰かから感染して起こるのではありません。


ヘルペスと頭痛の関係

ヘルペス脳炎で起こる頭痛は、他の一般的な頭痛とは危険度が違います。

血管の拡張や神経の圧迫と言ったレベルの問題ではないのです。

脳に炎症が起きると、脳そのものがむくみます。

しかし私たちの脳は、頑丈な頭蓋骨で覆われている為、あまりに強くむくんでしますと、脳そのものが頭蓋骨に圧迫されてしまいます。

それにより、頭の中の内圧は急上昇し、頭痛や嘔吐、けいれんや意識障害を起こすのです。

この状態は、容器の中でどんどん風船を膨らましていくと、パンパンになっていく状態とよく似ています。

さて、いよいよ本題です。

これらのヘルペスから、「ヘルペス脳炎」という怖い病気に移行することが分かっています。

脳炎という言葉の通り、何だか思い病気のような雰囲気が出ていますよね。

ここからはこのヘルペス脳炎についてみていきます。


ヘルペス脳炎ってどんな病気?

ヘルペスウイルスの感染や、再活性化によって引き起こされる脳炎のことをヘルペス脳炎と言います。

実際のところ、明確な発症のメカニズムは分かっていません。

脳炎という言葉のとおり、脳にウイルスが感染した状態であり、最悪の場合は死に至る危険性があります。

また、病院受診をためらっているうちに重症化し、後遺症を残すことになる可能性もあります。

ヘルペス脳炎が疑われる症状を知っておくことで、命にかかわる事態になるのを防いでいきましょう。

ヘルペス脳炎の前兆

水ぶくれができる前に、その部位にチクチク・ヒリヒリと言った違和感や、ビリビリする痛みが生じるだけでなく、腰痛を引き起こすこともあるようです。

しかし、これだけではすぐに直接ヘルペス脳炎と結びつけることは困難ですので、その後の症状の経過についてしっかりと観察していきましょう。

ヘルペス脳炎の症状

最初は軽度の頭痛から始まることが多いです。

その後徐々に、頭痛がひどくなっていく、発熱・嘔吐・けいれん・幻覚・せん妄・意識障害などと症状が重くなっていきます。

これらの症状が出現したら、緊急で受診する必要があります。

専門は神経内科ですが、子供の場合は小児科、大人の場合はかかりつけの内科などでも診てもらうことができます。

ヘルペス脳炎の予後について

成人におけるヘルペス脳炎の死亡率は 10~15%とされ、病気の危険性が高いことが分かります。

それだけでなく、生存者のうち約 25%には、寝たきりまたは高度の後遺症が残り、社会復帰できる以上に回復するのは約 50%と推定されています。

ヘルペス脳炎を引き起こす原因が分からず完全に防ぐことは難しいので、いかに早期に的確に病院受診できるかどうかが重要となります。


まとめ

命にかかわる危険のあるヘルペス脳炎。

日ごろから耳にする機会の多いヘルペスから、まさかこんな状態になることもあるなんて、驚かれた方も多いのではないでしょうか。

少しでも疑われる症状がある場合には、とにかく早急に病院を受診してください。

自分では動けない状態になった時には、迷わず救急車を呼んでください。

いざという時、適切に判断できるよう、日ごろから知識を備えておきたいものですね。

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今日でさよなら!お酒で頭痛


昨今のコロナによる行動制限も徐々に緩和され、最近では少しずつお酒を飲む機会も増えてきたのではないでしょうか。

宅飲みではなかなかとことん飲むことができず忘れていたけれど、楽しくお酒を飲んだ後にやってくるあの頭痛…

今回はお酒と頭痛の関係についてお話します。


お酒の頭痛ってどんな痛み?

よくある一般的な頭痛の緊張型頭痛や片頭痛とは違い、アルコールによる頭痛はガーンガーンと脈打つような痛みがあることが特徴です。

お酒を飲むと起こる頭痛の原因は、主に3つあります。


どうしてお酒を飲むと頭痛が起こるの?

まず、体に取り込まれたアルコールは、肝臓で「アセトアルデヒド」という毒性物質に分解されます。

アセトアルデヒドはその後さらに酢酸という害のない物質に分解され、血液の中で全身をめぐり、汗や尿として体の外に出されます。

一度にたくさんのアルコールをとると、肝臓の分解機能が追い付かず、害のあるアセトアルデヒドの状態のまま血液の中に流れてしまい、頭痛や吐き気、動悸などを引き起こすのです。

お酒を飲んで起こる頭痛の原因は、①血管の拡張 ②脳がむくむ ③痛みを強くする物質を発生させることとされています。

1つ1つについて細かくみていきましょう。

血管拡張

飲んだお酒(アルコール)は体内で「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。このアセトアルデヒドは、血管を拡張させる作用があり、その結果神経を圧迫して炎症を起こし、痛みが生まれます。

脳のむくみ

アセトアルデヒドにより広がった血管からは、水分が漏れ出してしまいます。その結果、血管のまわりの組織や脳にむくみが生じ、神経を圧迫して痛みが生まれます。

痛みを強くする物質を発生させる

たくさんのお酒を飲み、分解されたアセトアルデヒドの蓄積が進むと、痛みを強くする物質が発生します。その結果、さらに炎症がひどくなり、それに応じて痛みも強くなっていきます。

これらの仕組みを理解した上で、お酒による頭痛を起こさないためには何ができるのでしょうか。


頭痛を起こさないお酒の飲み方5選

お酒を飲み過ぎないことが1番の対策ではありますが、分かっていてものみたいのがお酒。

楽しい時間はあっという間でついつい飲み過ぎたなんてこともしばしば。

頭痛を防ぐことができるオススメのお酒の飲み方についてご紹介します。

飲み会の前に、カップ1杯のスープを飲む!

おなかのすいた状態(胃が空っぽの状態)でお酒を飲むと、胃でアルコールが急速に吸収されてしまい、血液中のアルコール濃度が急上昇します。

その状態の血液から肝臓がアルコールを無毒な物質まで分解するのはとても大変で、大量のアセトアルデヒドを発生させてしまいます。

あらかじめおなかにスープを入れておくことで、アルコールの吸収を穏やかにし、頭痛予防につながります。

おつまみにたんぱく質重視!

アルコール分解の主役の肝臓は、たんぱく質でできています。

肝臓の働きをより活性化させるには、良質なたんぱく質を摂ることが近道です。

オススメのおつまみは、枝豆・チーズ・魚肉ソーセージなどですが、揚げ物は同時に脂質も摂ってしまうことになるのであまりオススメできません。

一緒にビタミン B を摂る!

アルコールの分解過程で、ビタミン B が使われます。

意識的にビタミン B を摂取することで、アルコールの代謝を助けることができます。

ズバリおすすめは餃子で、その他うなぎ・生ハム・スモークサーモンなどもたくさんのビタミン B を含んでいます。

お酒はゆっくり飲む!

短時間で大量のアルコールを摂取すると、肝臓での代謝が追い付かずに頭痛を引き起こしてしまいます。

ペースを崩さずゆっくり飲むことは、頭痛予防の基本です。

楽しく会話をしながらお酒を飲んだり、チェイサーを用意するなどを心がけてみましょう。

トイレに行ったら尿の色をチェック!

一気にお酒を飲んで血中のアルコール濃度が高くなった状態では、尿の色は濃くなります。

いつもより濃い色になっていたら体からの SOS サインです。

お酒を飲むときは水分とお酒を交互に飲む・酔いを感じたらソフトドリンクに切り替えるなどの工夫をしてみて下さい。


まとめ

体内で分解できるアルコールの量は、個人によって大きく差があります。

まずは自分にとってのお酒の適量を知ることが大切です。

今回お話しした頭痛予防にできることはどれも簡単なものばかりではないでしょうか。

せっかくの飲み会、最後まで楽しく!

今日からの参考にしてみて下さい。

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その頭痛…エナジードリンクが原因かも!?


どうしても急ぎでやらなくちゃならない仕事が…

試験が近い!なんとかして起きていないと…

身の回りに当たり前に存在しているエナジードリンク。

困った時の救世主!と言わんばかりに摂取している方も多いのではないでしょうか。

エナジードリンクには大量のカフェインが含まれています。

今回は、そのカフェインと頭痛の関係についてお話します。


カフェインで頭痛を起こすって本当?

結論からお話しすると、本当です。

カフェインが頭痛を引き起こすのは、きちんとした根拠があるのです。

その理由についてみていきましょう。


カフェインの働きは?

エナジードリンクだけでなく、コーヒーや紅茶、緑茶やウーロン茶にも含まれているカフェイン。

カフェインは苦みを特徴とする天然成分で、眠気を覚ますなどの覚醒作用や、尿をたくさん出す利尿作用があります。

その他にも、筋肉を収縮させる効果や、基礎代謝を上げる働き、血圧を上げたり内臓の働きを活発にする効果、痛みを鎮めるのを助ける効果なども併せ持っています。

上手に摂取すれば、体にとって良い効果をもたらしてくれるのがカフェインなのです。


どうしてカフェインで頭痛が起こるの?

主な原因は、カフェインからの離脱症状です。

日ごろから慢性的にたくさんのカフェインを摂取していると、体の中は常に先に挙げたカフェインの効果が最大限に発揮された状態になります。

結果、脳の血管は収縮した状態が続くことになります。

しかし、カフェインの効果が切れるころになると、血管の収縮がゆるんでしまい、血管が広がることで頭痛が起こります。

片頭痛と同じ原理です。

離脱症状があらわれるほどのカフェインの摂取は、一種の依存状態であると言えます。

自分だけでは辞められない状態になってしまっているのかもしれません。

カフェインの摂取量について、見直してみましょう。

もう1つ、カフェインが引き起こす頭痛があります。

それは緊張型頭痛と呼ばれる種類の頭痛です。

この緊張型頭痛は脳の血流が悪くなることが原因で、カフェインの血管を収縮させる働きそのものが頭痛を引き起こしてしまうのです。

この頭痛は、カフェインが対外に排出されれば脳の血流がもとに戻り、痛みも改善します。


本当はカフェインには頭痛を和らげる作用がある?

実はこれも本当です。

ただし、その頭痛が片頭痛の場合のみに限ります。

カフェインの効果の1つに血管を収縮させる働きがあります。

この働きにより、血管が拡張し引き起こされる片頭痛の痛みの緩和が期待できます。

あれ?片頭痛かな…と思ったら、コップ1杯のコーヒーや紅茶、緑茶などを摂取してみるのも良いかもしれません。


1日にどれくらいカフェインをとっても良いの?

厚生労働省のホームページには、カナダ保健省の注意喚起が掲載されています。

それによると、健康な大人は最大で 400 ㎎まで、妊婦や授乳中・妊娠を望む場合は最大 300

㎎までと記載されています。

具体的にはまぐカップ2~3杯までのカフェイン量に相当します。

みなさんの摂取量と比較していかがですか?

1日たりともこの量をオーバーしてはならない!というわけではありませんが、健康維持の為に、ご自身のカフェイン摂取量について見直してみてください。


エナジードリンクとの上手な付き合い方は?

手軽で飲みやすいエナジードリンクですが、実は非常に多くのカフェインを含んでいます。

中には缶1本で、1日の目安カフェイン量をはるかに超えるようなエナジードリンクもあります。

手軽だからと1日に何本も飲む癖がついてしまっていると、カフェイン中毒を引き起こす恐れがあります。

カフェイン中毒の症状として、吐き気・嘔吐、手足のしびれ、動悸、意識喪失などがあります。

最悪の場合は心肺停止に至るなど、命を脅かす危険もあります。

実際に過剰摂取による死亡例も報告されているので、飲みすぎにはくれぐれも注意してください。


まとめ

今回はカフェインと頭痛の関係についてお話してきました。

カフェインは毒にも薬にもなります。

その使い方さえ間違わなければ、様々なメリットがあることが研究から分かってきています。

これを機に、カフェインのとり方を見直し、健康を害することがないよう、習慣を改善してみてください。

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頭痛と睡眠の深~い関係。頭痛を起こさない睡眠のコツ


睡眠とは…眠ること、すなわち周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態のことと定義されています。

人は睡眠により体を休め、心身の回復や記憶の整理をしています。

質の良い睡眠は、より健康的な生活の基本となるのです。

この睡眠、実は頭痛とも密接に関係していることをご存じでしょうか?


睡眠に関連して起こる頭痛

頭痛は、その他の病気に関連して起こる二次性頭痛と、そうでない一次性頭痛の2つに大別されます。

そのうち一次性頭痛の代表的なものとして、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛があります。

この3つの頭痛、実はどれも睡眠と関連して起こることがあるのです。


緊張型頭痛

緊張型頭痛は、首や肩周りの筋肉の過緊張状態から起こります。

睡眠時の姿勢は、緊張型頭痛に大きく影響します。

みなさんの使っている寝具、自分の体に合っていますか?

硬さの合わないマットレスや、高さの合わない枕、季節に合わない布団などを使っていると、知らないうちに無理をした姿勢で眠ることになり、それが筋肉のこりを引き起こします。

こうして緊張型頭痛へとつながっていくのです。

心当たりがある方は、一度寝具を見直してみてください。


片頭痛

睡眠時間に関連して起こる片頭痛は、寝過ぎ・寝不足のどちらでも起こります。

レム睡眠との関連説がありますが、まだはっきりとは解明されていません。

起床時に片頭痛が起こることが多い理由として、脳の血管の拡張や血流量の変化があげられます。

脳はリラックス状態から活動状態にする為、フルで活動します。

結果、脳の血流量が一気に増え、片頭痛を引き起こすのです。

寝不足は、脳がしっかりと休み切らず、リラックスと活動の状態に混乱を招きます。

必要な睡眠は確保するよう心がけましょう。

では、たくさん眠ればよいかと言うと、それがそうではありません。

睡眠中の脳はリラックス状態で、血管の収縮は緩み、血液量は少なくなっています。

長く眠れば眠るほど、脳のこの状態が長く続き、起きた時の反動が大きくなります。

その反動こそが片頭痛の正体です。

よって、適度な睡眠がとても重要となるのです。


群発頭痛

夜間や睡眠中に発作が起こりやすいとされているのがこの群発頭痛です。

概日リズムと呼ばれるホルモンのバランスが崩れることが原因と考えられていますが、そのすべては解明されていません。

睡眠のとり方だけで予防できるわけではありませんが、生活習慣をただすことは大切です。


頭痛を起こさない睡眠のコツは?

寝過ぎも寝不足も頭痛のもと…

では、どのような睡眠が一番良いのでしょうか?

日本人の平均睡眠時間は 6~8 時間と言われていますが、適切な睡眠時間は個人差が大きく、一概にこれとはいいがたいのが現実です。

これまでの生活において、日中の活動が快適に行えた睡眠時間こそが、適切な睡眠時間と言えるでしょう。

自分に合った睡眠時間を見つけることから始めてみてください。


しっかり寝たはずなのに頭痛がする。おかしい?

ベストな睡眠時間のはずなのに頭痛がする…

毎日しっかり睡眠はとっているんだけど…。

そんな場合には、睡眠の質の低下が考えられます。

時間的にはしっかり眠ったはずでも、その質が悪い為に脳がしっかりと休息できていないのです。

眠りの質の改善の為にできることを挙げてみます。


良い睡眠3箇条

① 寝つきがよい ②ぐっすり眠る ③寝起きがすっきり

あなたの睡眠はどうですか?

3つとも当てはまっていますか?

睡眠は体温との関係など、ちょっとしたコツで質を上げることができます。

3箇条達成を目標に、取り組んでみましょう。


睡眠の質を改善!今すぐできること

  • 朝起きたら日光を浴び、体のリズムを整える
  • 適度な運動を取り入れる
  • 寝る直前までスマートフォンやパソコンを使わない
  • 寝具は自分に合ったものを使う
  • リラックスできるアイテムを使う:音楽・アロマ…etc
  • 食事は就寝の 3 時間前までにとる
  • 入浴は 2 時間前までに済ませる
  • 眠る前のアルコールやカフェインは控える


まとめ

なんとなく睡眠と頭痛は関係ありそうだけど…と感じていたみなさん、その原因とこれか

らについて、お分かりいただけたでしょうか。

人間の脳については解明されていないことがまだまだたくさんあります。

睡眠もその1つです。

良いとされるものの情報に触れ、自分に合った方法を選択し、快適な睡眠につながればと思います。


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命にかかわる危険な頭痛。そのサインとは


一言で「頭が痛い」と言っても、その原因は実に様々です。

片頭痛のような慢性的な頭痛もあれば、風邪で体調が悪い時に頭痛、はたまた二日酔いによる頭痛…命にはかかわらなくても、日常生活に影響が出る困った頭痛はたくさん存在します。

しかし!1番注意しなければならないのは、命にかかわる頭痛です。

そのサインを見逃さないよう、自分の頭痛を注意深く観察しましょう。


こんな頭痛は危ない!チェックリスト

あれ?頭が痛いな…

どんどん痛くなってくる、何か病気かな?

そんな不安になった時、まずはここをチェックしてみて下さい!


すぐに救急車を呼ぶ必要がある頭痛

  • 急に頭が割れるような激痛が起こり、その後もじっとしていられない程の痛みが続く
  • 頭痛と一緒に手足の麻痺やろれつがまわらないなどの症状が出ている
  • 激しい嘔吐を繰り返す
  • 意識がない、または、ボーっとしていて意識が混濁している


こんな症状があった場合には、迷わず救急車を呼んでください。

判断の遅れが、命にかかわったり、病気が治ったあたの後遺症の程度に大きく影響します。

1分でも早く治療を開始することが大切です。


できるだけ早く病院を受診した方がいい頭痛

  • 高熱を伴い、ズキンズキンとした頭痛が続く
  • 首の後ろが硬くなっている
  • 物忘れをするようになった
  • 急にトイレの失敗が増えた


こんな症状がある場合には、できる限り早めに病院を受診してください。

どこにかかれば良いか分からない場合は、ひとまずかかりつけ医でもかまいません。

医療機関に相談をし、必要な病院の手配をしてもらいましょう。


頭痛に隠れた大きな病気…どんな病気があるの?

危険な頭痛に隠れた病気にはどのようなものがあるのでしょう。

主な病気ごとにみていきましょう。

脳出血

脳の血管が破れて出血します。

多くの場合は高血圧がもとになっています。

急に起こって短時間でピークに達する頭痛が特徴です。

また、頭痛は軽くても、手足の運動麻痺やろれつが回らない、吐き気がある、めまいがするなどの場合も緊急性が高い頭痛と考えられます。

くも膜下出血

脳の動脈にあるこぶが突然破裂して起こります。

このこぶは破裂するまで何の症状も起こさないことから、自分の脳にこぶがあること自体知らずに過ごしている人がほとんどです。

とにかく激しい頭痛を起こし、吐き気や嘔吐、意識障害が起こります。

出血の程度にもよりますが、比較的予後が悪くなりやすい病気で、緊急性が高いです。

脳腫瘍

脳の中にできた腫瘍が大きくなるにつれて様々な症状を引き起こします。

少しずつ腫瘍が大きくなる過程で起こる頭痛の為、突然激しい頭痛が起こるというよりは、だんだんと強くなる頭痛が長く続くといったイメージです。

腫瘍ができる部位によって実に様々な症状が出ることから断定するのは難しいですが、手足の運動麻痺や、物が二重に見える複視、視野が欠けるなどの症状が現れた場合はこの病気も考えられるので、できるだけ早く専門医を受診してください。

脳髄膜炎・脳炎

ウイルスや細菌の感染が、何らかの理由で髄膜まで到達すると、髄膜炎を起こします。

高熱を伴うズキンズキンという激しい痛みが特徴で、首の後ろが硬くなります。

この炎症が脳まで到達すると脳炎の状態となり、体の麻痺や意識障害を引き起こします。

もしかしたら…と感じた段階で、早めに受診する必要があります。

慢性硬膜下血腫

転んだなどが原因で頭をぶつけた1~2か月後に症状を引き起こします。

記憶に残らないほどの軽い衝撃が原因となって起こることもあります。

頭痛は軽度でも、物忘れやトイレの失敗などを併発し、特に高齢者では認知症と間違われることもあるのがこの病気です。

脳の中にできた血液の塊を取り除けば症状は改善されますので、早急に受診してください。


まとめ

こわい頭痛とそうでない頭痛…その違いは伝わったでしょうか。

一刻を争う頭痛は、まさに判断に迷う暇もないほど強く突然やってきます。

頭痛についていろいろと調べる事ができるうちは、もしかするとさほど心配のいらない頭痛なのかもしれません。

あらかじめどんな頭痛が危険なのかを知ることで、自分の身に起こった時だけでなく、周囲に同じような誰かがいた時、冷静に対処できるかもしれません。

ぜひ正しい知識を身につけてください。


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生活習慣の見直しで頭痛予防。薬に頼らず頭痛から解放される生活とは


大切な時に限ってやってくる、定期的に必ずやってくる…

そんな厄介な頭痛。

実は生活習慣を見直すことで、予防ができるのです。

今ある痛みから解放されたい気持ちから、つい薬に頼ってしまいがちですが、それでは根本的な解決にはなりません。

この機会にぜひ、予防のための生活習慣を身につけましょう。


片頭痛を防ごう

こめかみ周囲がズキンズキンと痛み、仕事や家事などで体を動かすとさらに痛みが強くなり何もしたくなくなるなど、日常生活に支障をきたすこともしばしば。

いったん痛みが出るとその後もしばらく続き、多いと月に3回以上も周期的に繰り返す片頭痛…なんとかして予防できたらいいですよね。

片頭痛の原因には諸説ありますが、頭痛の引き金となる誘因もいくつか分かっています。


  • 女性ホルモン
  • ストレス、疲労
  • 肩こり
  • タバコやアルコール
  • 寝不足や寝過ぎ
  • 空腹、偏った食生活


これらの誘因を避けるだけで、片頭痛の予防に効果があります。

さらに日常生活ではどんなことができるでしょうか。


イタリアンより和食を

脳の血管が広がり神経が刺激すると起こる片頭痛。

食事では、脳の血管を広げたり縮めたりする物質を避けることで、片頭痛の予防につながります。

ポリフェノールやチラミンは、血管に作用する物質とされていますが、これらを多く含んでいるのがイタリアンです。

オリーブオイルやチーズ、赤ワイン、ハム、サラミなど、イタリアンの代表食材に多く含まれています。

反対に、和食には少ないという傾向があります。

たまにはイタリアンも食べたい所ですが、それはとっておきのお楽しみにして、日ごろ和食を心がけてみるのはどうでしょうか。


乗り物は座席に注意

乗り物はそれ自体が振動を発生させます。

また、新幹線や飛行機などは特に、気圧の変化が大きく脳への刺激となります。

それだけでなく高速で流れていく車窓からの景色や日差しでさえも、片頭痛の引き金となります。

そこで、これらの刺激から遠ざかることができれば、片頭痛予防もばっちり。

バスならエンジンやタイヤの真上の席は避ける、新幹線は進行方向に対して右側の座席ではすれ違い時に気圧の変化を受けやすいので通路側に、飛行機を使う機会を見直したりするのも効果的です。

移動中の綺麗な景色は見たいもの。

けれどもそこをグッとこらえれば、もしかすると今まで苦痛でならなかった移動も、へっちゃらに!なんてことになるかもしれません。


光や音、においなどの環境にも注意

環境の変化に対して、脳は過敏に反応します。

この反応こそが片頭痛の引き金になってしまうもの。

コンサート会場や映画館、真夏の浜辺、カラオケボックスなどはまさに危険スポット。

光の刺激だけでなく、大きな音が鳴り響く空間は、さらに脳の刺激が増してしまいます。

楽しみすべてを避けるわけにもいかないので、お出かけの日までに万全に体調を整えておくこと、少しでも光や音を低減できる工夫も考えることなどで、片頭痛のきっかけを予防していきましょう。


緊張型頭痛を防ごう

肩や首周りの血流が滞ることが原因で起こる緊張型頭痛。

頭を締め付けられるようなあの痛みは何とも言えませんよね。

緊張型頭痛を予防する生活習慣として、基本の3つをご紹介します。


首や肩を冷やさない

血流の滞りが原因なので、これは根本的な解決につながります。

夏場の冷房は気付かないうちに体を冷やしているもの。

薄手の羽織を1枚増やす、首元にスカーフを巻くなどの工夫をしましょう。


ぬるめのお風呂にゆっくり入る

ぬるめのお風呂にゆっくり入ることで、全身の血流が改善されます。

じわじわと温めたからだは冷めにくく、こり予防に有効です。


適度な運動

じっとしていると痛みが出やすいのが緊張型頭痛の特徴です。

大人になるとなかなか運動する機会がありません。

意識的に取り入れてようやく少し運動不足が解消できる程度。

せっかくやるのなら効果的に!と思う方にオススメなのが、水泳です。

水中では体重の負荷が軽くなるので、余分な負担をかけることなく運動できます。

ウォーキングをする時には姿勢に注意し、猫背にならないよう胸を張って歩きましょう。


こんなことでも予防できる!緊張型頭痛対策

  • 正しい姿勢で生活する
  • こまめに休憩をし、軽いストレッチを取り入れる
  • 自分に合った枕を探す
  • ストレス発散
  • 深呼吸


まとめ

頭痛予防のコツは、食事・睡眠など毎日繰り返されていることに隠れています。

決して難しいことではなく、どれも今すぐにでも始められそうな簡単なものばかり。

すべてを我慢するのではなく、より良い選択はどちらかという視点で考えれば、ストレスに感じることなく続けられるのではないでしょうか。

快適な毎日のために、1つでも多く実践していけるとよいですね。


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頭痛と薬の相関。症状に最適な頭痛薬


この頭痛なんとかならないかな…

大切な用事がある時に限って頭痛、困ったな…

頭痛は時も場合も選んではくれませんよね。

普段気を付けていたつもりでも、突然やってくる頭痛。

そんな困った頭痛を解消する方法の1つとして、薬についてお話します。


痛み止めってたくさんあるけれど…どれを選べばいいの?

薬局で痛み止めを探してみると、たくさんの種類の薬が売っていて、どれを選べばよいのか難しいですよね。

薬剤師さんに声をかけられれば1番良いけれど、それがなかなか…

そんなあなたにお話しします。

大きく分けると①頭痛の種類で選ぶ ②薬の成分で選ぶ ③薬の強さで選ぶ の3つがあります。


頭痛の種類で選ぶ

緊張型頭痛

後頭部や頭全体が締め付けられるように痛む緊張型頭痛。この頭痛は市販の痛み止めで対処ができます。

〈ロキソプロフェン・イブプロフェン・アセトアミノフェン〉が配合された薬がおすすめです。

片頭痛

ズキンズキンと脈打つような強い痛みで、時に吐き気を伴うこともある片頭痛。片頭痛は、脳の血管の急激な拡張が原因の為、残念ながら市販の痛み止めでは対処ができません。

市販の痛み止めが全く効かないなんて方は、片頭痛の可能性があります。

〈トリプタン系〉と呼ばれる薬で対処できますので、医療機関を受診し処方してもらいましょう。

群発頭痛

目の周りから前頭部・側頭部に激しい頭痛が起こり、長ければそれが数カ月にわたって持続するのが特徴の群発頭痛。

この群発頭痛も市販の痛み止めではあまり大きな効果がなく、専門の治療を必要とする頭痛です。

群発頭痛は生活に大きな支障をきたす場合も多いので、早めに医療機関を受診してください。


成分で選ぶ

それぞれの成分ごとに特徴があります。

特徴に応じて自分に合った痛み止めを選びましょう。

ロキソプロフェン

痛み止めと言えば「ロキソニン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンは、素早くしっかり効きいてくれるので、実際に使われている方も多いです。

胃を荒らすことがあるので、空腹時は避ける、胃薬を併用するなどの注意も必要で、胃が弱い方は服用自体を避けた方が良いです。

薬局では薬剤師がいるお店でしか購入できません。

イブプロフェン

市販の痛み止めに含まれる代表的な成分です。

効き始めるまでに少し時間はかかりますが、効果が続く時間が長く、安価で手に入ります。

薬剤師のいないお店でも購入することができます。

アセトアミノフェン

ロキソプロフェンやイブプロフェンとは違う作用で痛みを和らげます。

痛みや炎症を抑える効果は弱めですが、素早く効果を発揮し、胃にやさしいという特徴を持っています。

小児への使用や、長い期間での使用も可能な安全性の高さも特徴です。

肝臓の悪い方や高齢者の方には注意が必要ですが、胃が弱い方におすすめの成分です。


強さで選ぶ

この痛みどうしても止めたい!

薬を飲むんだからしっかり治したい!

こんな風に思ってしまいがちですが、研究データ上ではどの成分も強さに大きな差はありません。

しかし「この薬は効かないんだけど…」という方が実際にいらっしゃるのは、その成分が自分に合ったものかどうかが影響しています。

薬の効果が得られる代わりに、必ずデメリットも存在します。

自分の体の特徴に合わせた薬の成分を選ぶようにしましょう。


気を付けたい。こんな頭痛

みなさんは「薬物乱用頭痛」という言葉をご存じですか?

読んで字のごとく、薬の飲みすぎによって起こる頭痛のことです。

知らず知らずのうちに頭痛薬を飲む回数が増え、それにより症状が悪化・慢性化してしまうという状態で、簡単にあらわすと脳が痛みに過敏になり、ちょっとした刺激でも強い痛みを感じてしまう状態と言えます。

月に 10 回以上頭痛薬を飲むという場合には、薬物乱用頭痛の可能性があります。

病院に行かなくても簡単にお店で痛み止めが手に入ってしまうため、気づかないうちに薬物乱用頭痛の状態に陥ってしまっている場合も少なくありません。

そもそもそれほどの頻度で痛み止めを飲まなくてはならない頭痛は、市販の痛み止めで治療可能な範囲を超えています。

もっとあなたに合った薬が他にあるかもしれません。

自分の体を大切にするという意味で、一度医療機関を受診することをおすすめします。

専門医の指導のもと、正しく上手に使えば、頭痛と付き合っていくことができますよ。


まとめ

一言に痛み止めと言っても、その種類は様々です。

簡単に手に入れることができるようになりましたが、あくまで薬は薬。

必ずデメリットが存在します。

痛み止めと言われる以上、今ある痛みを和らげるだけにすぎず、根本的な解決にはつながりません。

頭痛は生活習慣に大きく影響を受けます。

まずは自身の生活習慣を見直してみて下さい。

その上で、上手に薬を使用し、頭痛をコントロールできるといいですね。


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タイプ別診断付!あなたの頭痛の種類と危険度が分かる


たびたび起こる頭痛に悩まされている方、たくさんいらっしゃいますよね。

一言で頭痛と言っても、その症状は種類が多く、どのタイプなのかによって対処法もまったく異なります。

不快な頭痛から解放されるよう、まずは症状から自分の頭痛のタイプを知っていただけたらと思います。


あなたの頭痛、どのタイプ?

以下の症状のうち、あなたの頭痛はどれに当てはまりますか?

該当する後ろのマークの数をかぞえてみて下さい。

  • 頭全体が締め付けられるような痛み…☆
  • ズキズキと脈打つような痛み…〇
  • 目がえぐられるような激しい痛み…△
  • 痛みは必ず頭の片側に起こる…△
  • 痛みの場所は後頭部・こめかみ・おでこを中心に起こる…☆
  • 音や光に敏感になる…〇
  • 吐き気や嘔吐を伴うことがある…〇
  • 痛みは1日に何回か繰り返され、数日~3カ月ほど集中して続く…△
  • 頭痛が起こる前に目の前がチカチカして物が見えにくくなったり、目が回るなどの前兆がある…〇
  • 痛みにともなって鼻水・鼻づまり・目の充血・まぶたが下がるなどの症状がある…△
  • 体を動かしても痛みは変化しない…☆

☆が多いあなた…緊張型頭痛

〇が多いあなた…片頭痛

△が多いあなた…群発頭痛


自分の頭痛のタイプは見つかりましたか?

実は頭痛は1つのタイプできっぱりと分けられないものもあります。

例えば緊張型頭痛と片頭痛は、両方に該当する方がいます。

その場合、両方の対策を参考にしてみてください。


これ以外のタイプの頭痛はないの?

日ごろ起こる頭痛は、そのほとんどがここまでにお話しした3つのタイプの頭痛に分類できます。

しかし中には緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛以外の頭痛も存在します。

あれ?私の頭痛は全部違ったな…という方、ここからはその他の頭痛についてお話します。


こんな頭痛は危険!命にかかわる危ない頭痛

  • 急に頭が割れるようなガーンという激痛がある
  • 激しい吐き気や嘔吐、めまいを伴っている
  • 意識がもうろうとしてくる
  • 手足の麻痺が出てきた
  • 言葉が話しにくい
  • 物が二重に見える、以前より見えにくくなったなど、視力障碍が出てきた
  • 長い期間頭痛が続き、痛みがどんどん強くなってきている
  • 高熱をともない、首の後ろが硬くなっている
  • 物忘れやトイレの失敗がある

こんな頭痛は命にかかわる大きな病気が潜んでいる可能性があります。

必要に応じて救急車を要請するなどし、早急に病院受診が必要です。


命にかかわる可能性は低いけれど…

今すぐに病院受診を必要とする危険な頭痛ではないけれど、こんな頭痛もあります。


① 薬物乱用頭痛

頻繁に起こる頭痛などにより、鎮痛薬を連用していると、それが原因で頭痛が慢性化してしまうことがあります。

鎮痛薬(市販薬を含む)を1カ月に 15 日以上、カフェインを含む薬の場合は 10 日以上飲んでいませんか?

これに当てはまれば、薬物乱用頭痛の可能性があります。

大事な仕事や友人との楽しみにしていた約束などのどうしても頭痛をしのぎたい時に、「痛くなると困るから…」と薬に依存していませんか?

これは次第に薬の効き目の持続時間が短くなったり、使用量が増えてしまい、それがかえって痛みを敏感に感じ取ることにつながってしまうという悪循環に陥る原因になってしまいます。

正しく治療を受ければ、こんなにたくさんの鎮痛薬を使用しなくても頭痛をコントロー

ルすることができます。

一度医師の診察を受けてみましょう。


② マスク頭痛

コロナ禍でマスクの着用が当たり前となった今、それが原因で引き起こされる頭痛に悩まされる人が増えています。

マスク着用で、マスクの中の温度が上昇し熱中症状態を引き起こしたり、自分の吐いた息をすぐ吸うことから脳が二酸化酸素方の状態になってしまったり、耳掛けで首のこりを起こしてしまい緊張型頭痛の原因となってしまったり…

まだまだ新型コロナウイルス感染症の流行には終わりの兆しはなく、しばらくはマスクと付き合って生活していかなくてはなりません。

日ごろ行う熱中症予防やマスクをはずす時間を取るための工夫、首の血流改善などの対策を行いながら、上手にマスク生活と付き合っていきましょう。


③ 帯状疱疹

片側のおでこからこめかみにかけて、鋭い激痛を感じます。

痛みから数日遅れて、痛む部位に湿疹がみられると、診断がつきやすくなります。

神経痛の一種なので、感じ方は人により大きく異なりますが、症状の重い人では日常生活に支障をきたすほどの痛みになることもあります。


④ 副鼻腔炎

いわゆる「蓄膿」の症状として、眉の上・頬・鼻の奥に鈍痛を生じます。

頭を下にすると痛みを誘発することが特徴です。

抗生剤など薬による治療が必要なこともあるので、耳鼻科を受診しましょう。


まとめ

頭痛には非常にたくさんの種類のものがありましたが、自分がどのタイプの頭痛に当てはまるのか、お分かりいただけたでしょうか。

中には命にかかわる危険なものも含まれており注意が必要ですが、基本的にはそれぞれの原因に対して適切に対処していけば、うまく付き合っていけるものがほとんどです。

みなさんの生活を見直すきっかけにしてみてください。



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頭痛のタイプ別の対処法!異なったやり方では悪影響も


今すぐにでも何とかしたい頭痛。

でもその頭痛、タイプ別に対処方法が全然違うのです。

ここでは、代表的な頭痛の対処法をお伝えします。


片頭痛の場合

頭がズキンズキンと痛む片頭痛。

脳の血管が広がって血流量が増え、脳神経の中の「三叉神経」が刺激されるために起こると考えられています。

きっかけはストレスや肩こり、脱水、天気の変化、光や音、女性ホルモンの変化など様々です。


血管が広がることが主な原因で起こるので、対処の基本は「冷やす」ことです。

痛みを感じたら、冷却シートや氷枕でこめかみの辺りを冷やしてみて下さい。

その他に避けた方がよいこととして、運動すること、光や音の刺激などがあり、片頭痛が起こったら静かな場所で安静にして過ごしてください。


片頭痛の起こり始めに、カフェインを含んだ飲み物を飲むと、血管の収縮を助け、症状が楽になることもあります。


緊張型頭痛の場合

頭全体を締め付けられるような痛みが特徴の緊張型頭痛。

首や肩の周りの筋肉が緊張して血液の流れが悪くなり、痛みのもとの物質が発生し神経を刺激することで起こります。

神経や脳が過敏に働きすぎることで痛みが起こるとも言われています。


きっかけは、長い時間同じ姿勢でいることやストレス、体の冷え、目の疲れなどです。

血液の流れが悪くなることが主な原因で起こるので、対処の基本は「温める」こと「体を動かす」ことです。

日ごろから緊張状態が続くと体の筋肉は凝り固まってしまいます。

意識的にストレッチを取り入れ、首や肩を動かしてみましょう。

ゆっくりお風呂につかって全身を温めたり、レンジで作った即席蒸しタオルを首や肩に当てて温めるのもオススメです。


群発頭痛の場合

よくある頭痛の中でも、特に痛みが強いのがこの群発頭痛。

片側の目の奥がグリグリトえぐられるような強い痛みが、1日に何回も、長いと数ケ月にわたって起こります。

同時に鼻水・鼻づまり・目の充血などを伴うことも特徴です。

はっきりとした原因が解明されておらず、その診断もつきにくい為、この頭痛に悩まされている人がたくさんいます。


群発頭痛は市販の痛み止めでは症状は改善しません。

群発頭痛が起こったら、できるだけ早く頭痛の専門医を受診しましょう。

発作時に効果のある薬の処方を受け、安静に過ごしてください。

痛みがある期間は、飲酒や喫煙は避けた方がよいでしょう。

日ごろから規則正しい生活を心がけることも大切です。


残念ながら現在は次の頭痛発作に備える治療法がありません。

保険適応外ではありますが、予防を目的として処方してもらえる薬もあります。

今後のことを含め、専門医に相談してみましょう。


天気頭痛の場合

天候の変化に関連して起こる天気頭痛。

症状は頭痛以外にも肩こり・首の痛み・眠気など多岐にわたります。


耳の奥にある気圧のセンサーが、天気の変化を敏感に感知しすぎてしまうことで、自律神経のバランスを乱し様々な不調を来たすことが原因で起こります。

血液の流れが悪くなると、内耳がむくんで敏感になり、症状を起こしやすくなります。

天気頭痛の緩和には、耳の周りの血液の流れを良くすることが効果的です。


例えば…

耳の後ろにあるツボ(完骨)の辺りを蒸しタオルで温めます。

また、両耳を手でつまんで上下や横に引っ張ったり、つまんだまま回したり、手のひら全体で覆った耳を後ろ方向に円を描くようにゆっくりと回したりするマッサージもオススメです。

マッサージは症状が出る前が効果的なので、予防のためにも毎日朝・昼・晩に1回ずつ、続けてみて下さい。

普段の生活では、耳を冷やさないようにイヤーマフや帽子などでしっかりと防寒することも有効です。


まとめ

まだまだしっかり解明されていない部分も多い頭痛。

原因となる可能性があることを1つ1つ除いていくことしかできない場合もあるかもしれません。

それぞれの原因に合わせた適切な対処で、あなたの辛いその頭痛も緩和されるでしょう。

規則正しい生活をするという基本的なことが、実は頭痛予防にはとても重要であったりもします。

痛みのピークを過ぎるとついつい忘れてしまいがちですが、普段から自身の生活を意識し、頭痛が起こらない生活を送ることができるとよいですね。


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頭痛と閃輝暗点の関係。予防の方法とは


みなさんは「閃輝暗点」(せんきあんてん)という言葉を聞いたことがありますか?

閃輝暗点とは、突然目の前に黒く丸いものが見え始めたのをきっかけに、目が見えにくく

なる症状のことです。

視界の端がギザギザして見えたり、チカチカした光のような物が見え、輝く部分と見づら

い部分が混在する状態が 20~30 分ほど(長くても 1 時間以内)続き、やがて回復しま

す。

見づらくなっている最中には他の症状はない事が多く、眼科を受診してもすでに症状が治

まってしまっており「異常なし」と診断されてしまうこともしばしば。

しかしこの閃輝暗点が厄介なのは、症状が起こった後、片頭痛が起こるケースが多いこと

です。


片頭痛とは…

脈を打つような痛みや、ズキズキとした痛みが特徴で、時に日常生活に影響を及ぼすほど

の痛みを伴います。

しかし、そのメカニズムは完全には解明されていないのが現状です。

片頭痛が起こるきっかけには、ストレス・ストレスからの解放・過眠・寝不足、月経周

期、天気や気圧の変化、肩こり、飲酒など、様々なものがあるとされています。

片頭痛を経験した方の中の 1~2 割には、頭痛が起こる前兆があることが分かっていて、

この前兆こそが「閃輝暗点」です。


閃輝暗点が起こったらどうすればいいの?

閃輝暗点が起きてしまったら、1番大切なのは安静にすることです。

閃輝暗点そのものに対する根本的な治療法はなく、その後の日常生活を普段通り送れるよ

うにすることが課題となります。

これまでの経験から、この後頭痛や吐き気が起こると考えられる場合には、片頭痛を抑え

る薬、鎮痛剤や制吐剤を服用しましょう。

早めに薬を服用することで、症状を軽く抑えることができます。


片頭痛を予防する方法

① 頭痛の経過を記録すまずは自分の頭痛をしっかり観察してみましょう。

痛みが起こるきっかけはないか、痛みの種類はどんなものか、痛みはどれくらいの時

間続くのか… 細かく記録すると、自分の頭痛が実は違う種類の頭痛だった、意外な生

活習慣が片頭痛の引き金になっていた、などに気づくことがあります。原因が分かれ

ばその後の対策を立てることができます。是非1度、自分の頭痛について記録してみ

てください。

② ストレスは適度に解消をストレスは万病のもととはよく言ったもの。

頭痛の引き金となってしまうことがとても多いです。

しかし、やらなくてはいけないことがたくさんあるのも現実。

ストレスを溜めないようにできることが理想ですが、なかなか難しいですよね。

1日の終わりにはリラックスできる時間を作るなど、自分に合った簡単で続けられる

ストレス解消法を見つけ、ストレスを溜めすぎないようにしましょう。

③ 首回りのこりをほぐす

1日数分でかまいません。

毎日、腕や肩を大きくぐるぐる回す運動を取り入れてみて下さい。

首の後ろの筋肉のこりがほぐれると、血行が安定し、片頭痛の予防につながります。

片頭痛を予防することは、閃輝暗点を予防することと等しいのです。


閃輝暗点の予防が期待できる食べ物は?

片頭痛よる閃輝暗点は、食事でも予防することができます。

特に効果的な栄養素は【マグネシウム・ビタミンB12】です。

マグネシウム

マグネシウムはミネラルの一種です。

体を動かすために必要なエネルギーを作り出す過程で多くの酵素が必要ですが、この酵

素の働きを手助けするのがマグネシウムです。

そしてもう1つ重要な働きとして、筋肉の収縮を抑える事が挙げられます。

血行を良くする働きから、閃輝暗点予防が期待できます。マグネシウムを多く含む食

品:大豆製品、海藻類、玄米

ビタミンB12

ビタミンB12も、マグネシウムと同じく酵素の働きを手助けします。

さらに、正常な体内の組織の働きを維持するのにも必要です。

人の体の活動には、血液が不可欠です。

新しい血液を作る働きも持っていることから、ビタミンB12は欠かせない栄養素と言

えるのです。

ビタミンB12を多く含む食品:肉、魚

閃輝暗点予防について、マグネシウムとビタミンB12、これら両方を同時に取り入れる

には、和食がおすすめです。

現代では、食事の欧米化が進んでいます。

昔からある日本の食事、和食を食べる機会が減ってしまっている方も多いのではないでし

ょうか。

これを機に、自分の食事を見直してみてください。


閃輝暗点セルフチェック

閃輝暗点は、片頭痛の前触れであることが多い症状ですが、閃輝暗点だと思っていたけれ

ど実際は違うものだったという場合もあります。

閃輝暗点の症状が起こっている最中に、左右の目を片方ずつ隠してみてください。

どちらかの目にしか光が見えていない場合には、目の異常の可能性があります。

また、あまりに頻繁に閃輝暗点が発生する場合には、脳の病気の可能性があります。

どちらの場合も、早めに病院を受診しましょう。


おわりに

「閃輝暗点」という、漢字の読み方も難しい聞き慣れない言葉ですが、片頭痛でお悩みの

方には思い当たる節があったのではないでしょうか。

最近では、重い片頭痛に対して注射で治療する薬も開発されていますが、できれば自分の

力で治したいですよね。

毎日の生活習慣で、今までより少し食事に気を配り、ストレスをためない生活を送ること

ができれば、あの嫌な頭痛から解放されるかもしれません。

ぜひ、取り組んでみてください。


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頭痛の原因とは?タイプ別にみる頭痛の原因を解説


私たちの生活でも身近な頭痛。一言に頭痛と言ってもその種類は多く、それぞれに痛みの

原因も異なります。

そこで、代表的な頭痛について、それぞれのその原因を見てみましょう。


緊張型頭痛

緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛とは、頭痛の中で最も多いとも言われる種類の頭痛で、後頭部やこめかみ、お

でこを中心に、ドーンと重い頭重感や圧迫感、締め付けられるような痛みを特徴とします。

最初はじわじわとした痛みから始まり、しばらく続くのもこの緊張型頭痛の特徴です。

痛みの強さとしては軽度から中等度あたりで、不快感はあるものの、日常生活に大きな影響

を及ぼすことは少ないとされています。

緊張型頭痛の原因は?

緊張型頭痛は別名「筋肉収縮性頭痛」とも呼ばれ、頭・首・肩の筋肉が緊張することで、血

液のめぐりが悪くなることとされています。

おでこ周囲の「前頭筋」、後頭部の「後頭筋」、首の後ろ側にある「僧帽筋」。

主にこの3つの筋肉が収縮することによって、頭にめぐる血液の流れ場悪くなってしまい

頭痛が起こります。

これらの筋肉のある部位と、痛みの出る部位が一致していますよね。

筋肉の収縮はなぜ起こるの?

緊張型頭痛は筋肉の収縮が原因の頭痛ですが、そもそもなぜ筋肉が収縮するのでしょう?

その引き金となるものとして、

・ストレス

・運動不足

・目の疲れ

・長時間の同じ姿勢

などが挙げられます。

これらの引き金を予防することが、最も効果的な頭痛予防です。


片頭痛

片頭痛とは?

頭の片側(時に両側)が、脈を打つようにズキズキ痛む頭痛です。

症状が重い場合には吐き気や嘔吐を伴うこともあり、光や音に敏感になるなどの症状もみ

まれます。

痛みはとても強く、持続時間は 4~72 時間ほどと長く、運動や入浴で症状が悪化するのが

特徴です。

閃輝暗点という目がチカチカして見づらくなる前兆が出現することもあります。

一般的な市販の痛み止めは効果がないことが多く、専用の薬の処方を受けることで、問題な

く日常生活を送ることができます。

片頭痛の原因は?

片頭痛は別名「血管性頭痛」と言われています。

何らかの原因で脳の血管が急に広がり、三叉神経を刺激し、刺激を原因として発生する炎症

物質がさらに血管を広げ、血流量が多くなりすぎる…という悪循環が原因で頭痛を起こす

のではないかと言われていますが、はっきりとは解明されていません。

血管を広げる原因としては、

・ストレスから解放されること

・寝すぎ、寝不足

・女性ホルモンの変動(エストロゲンのゆらぎ)

・空腹

・疲労

・光や音の強い刺激

などがあり、片頭痛を起こしやすい方はこれらの誘因を除くことで痛みを予防できます。

どんな人が片頭痛を起こしやすいの?

片頭痛を起こしやすい人として「完璧主義」「努力家」「神経質な性格の人」などが挙げられ

ます。

これらの単語から見ても分かるように、頑張りすぎてしまう人には片頭痛が起こりやすい

と言われています。

これまでの人生で築かれてきた性格を大きく転換することは難しいですが、自分が片頭痛

を起こしやすい気質を持っていることを自覚すれば、日ごろの物事のとらえ方1つをとっ

ても何か変化があるなど、頭痛予防に役立つかもしれませんね。


群発頭痛

群発頭痛とは

片方の目の奥がグリグリとえぐられるようにとにかく激しく痛みが出るのが特徴の頭痛で

す。

一度起こると一定期間、集中して症状が続く為、この名前がつけられています。

一度の痛みは数十分~数時間程度でおさまりますが、これが1カ月以上続いて起こります。

群発頭痛の原因は?

まだはっきりとしたメカニズムが分かっていません。

大まかに、目の奥の血管が広がること関わっていると考えられています。

誘因となりうると言われているものには、

・自律神経の乱れ

・飲酒、喫煙

・気圧の変化

・不規則な生活

があると言われています。

これらのうちどれか1つだけが原因で引き起こされるのではなく、いくつかの誘因から自

律神経の乱れをどんどん悪化させてしまい、症状が出るのではないかと考えられています。


危険な頭痛

頭痛の中には、大きな病気が原因で起こる命にかかわる危険な頭痛があります。

・突然生じた初めて経験する頭痛

・だんだん強くなっていく頭痛

・激しい頭痛

・吐き気や嘔吐をともなう頭痛

・頭痛以外に体の運動に異常がある

これらの頭痛は「くも膜下出血」「脳出血」「髄膜炎」などの脳の大きな病気から起こってい

ることがあります。

歩くのもままならないほど激しい頭痛が起きた場合には、早急に受診をするか、救急車を呼

ぶ事も検討してください。


まとめ

日常生活で体験する機会が多い頭痛ですが、その原因についてはまだまだ解明されていな

い点も多いです。

どの頭痛においても、誘因となる物を避けることが予防の基本です。

細かく挙げればたくさんありますが、

・ストレス

・自律神経の乱れ

・寝過ぎ、寝不足

・運動不足

などは共通項として挙げられており、簡単にまとめると「生活習慣の改善」という点にたど

り着くのではないでしょうか。

頭痛が現れたら自分の生活を見直すきっかけに、ということをぜひ心にとめておいてくだ

さい。


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頭痛の種類を解説。中でも危険な頭痛とは


日本人の3人に1人は頭痛持ちと言われるほど、頭痛は身近なものです。

しかしその種類は様々で、それぞれに対処法も異なります。

みなさんの頭痛は、どの種類にあてはまりますか?

今回は頭痛の種類についてお話していきます。


頭痛の分類は?

① 一次性頭痛:明確な病気がないのに繰り返し起こる頭痛

② 二次性頭痛;病気が原因で起こる頭痛

大きく分けてこの2種類があります。

さらにそれぞれにいくつかの種類に分ける事ができます。


一次性頭痛にはどんなものがあるの?

① 緊張型頭痛

頭痛の中で、1番多いのが緊張型頭痛です。

日本には約 2000 万人の患者さんがいるとされています。

首から方にかけての筋肉の凝りやハリによって神経が刺激され痛みが起こると考えら

れています。

後頭部を中心に、頭全体が締め付けられるような痛みがあるのが特徴です。

時に、肩や首のこりを伴うこともあります。

生活習慣の見直しが基本です。

1. 長時間の同じ姿勢

2.悪い姿勢

3.体に合わない枕 

4.運動不足

これらを改善できるよう努めましょう。

一般に、体を温めると楽になります。

生活習慣を見直しても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。


② 片頭痛

日本では片頭痛がある人は約 840 万人と言われ、20 代~40 代の女性に特に多いです。

ズキズキと脈打つような痛みがあり、体を動かすと症状が悪化するのが特徴で、

頭の片側が痛む人が 6 割、療法が痛む人が 4 割とされています。

痛みの持続時間は 4~72 時間と、個人差が大きいです。

月経や寝不足、ストレス、天候などの誘因として、脳の働きになんらかの変化が起こる

と痛みが発生すると考えられています。

頭痛が起こる前にチカチカした光が見える人もいます。

治療の中心は薬物療法です。

家では頭を冷やして対処し、医療機関を受診しましょう。


③ 群発頭痛

20 代~40 代の男性に多いのが特徴で、片側のみに目がえぐられるようなとても激しい

痛みが起こります。

涙や鼻水が止まらないなどの症状を伴う事もあります。

1度症状が出ると、その後 1~2 カ月、ほぼ毎日同じ時間帯に頭痛が起きるようになり

ます。(これを群発期と呼びます)

痛みは 15~180 分程続き、日常生活に影響を及ぼす事もしばしば。

ヒトの体にある体内時計が影響していると考えられています。

しかしこの群発頭痛には、くも膜下出血や髄膜炎、脳腫瘍などの大きな脳の病気が隠れ

ている事もあります。

初めて激しい頭痛を起こした場合、1~2 時間で症状が治まらないなど、群発頭痛の典型

的な症状に当てはまらない症状がある場合は、神経内科や脳神経外科、必要に応じて救

急外来を受診してください。


二次性頭痛はどんなもの?

二日酔いで起こる頭痛、くも膜下出血などの脳の病気がもとで起こる命の危険にもつな

がる頭痛、精神疾患による頭痛や高血圧を原因とした体の調節機能の障害による頭痛など、

種類は様々です。


気を付けたい頭痛

上に紹介した以外にも、こんな事をきっかけに起こる頭痛もあります。

みなさんの生活に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。


① 薬の使い過ぎによる頭痛

1. もともと頭痛持ち

2.月に 15 日以上頭痛がある

3.痛み止めや片頭痛の薬を月に10 日以上飲む状態が 3 カ月以上続いている

 これらにあてはまる場合には、薬の飲みすぎによる頭痛の可能性があります。

 薬を飲む頻度が高いほど起こりやすくなります。

 自分で解決する事は難しいので、専門外来や神経内科などの専門医を受診してくださ

い。


② 熱中症による頭痛

めまいや立ち眩み、筋肉のツリや痙攣、頭痛、嘔吐などの症状を伴う場合には、熱中症

による頭痛の可能性があります。

涼しい場所で、衣服を緩めて休みましょう。

体の太い血管を冷やし、水分・塩分の補給が重要です。


③ マスク頭痛

マスクの着用により、呼吸時の空気は酸素は約 87%に減少し、二酸化炭素は約 30 倍に

増加します。

マスク紐によって耳が痛い・蒸し暑いなどの不快な要素が、ひいては頭痛につながって

いるのです。

マスクを外す事が最も有効な解決手段の為、感染対策を柔軟に考え、マスクを外せる時

間を作れるようにしましょう。

たとえ 30 秒しかはずせなくても、効果があります。

上手に取り入れましょう。


まとめ

「頭痛」と一言で言っても、こんなにたくさんの種類の頭痛があります。

痛みの程度は個人差が大きい事も、周囲の理解が必要です。

それぞれの頭痛の種類によって、その対処法は様々で、いろいろな方法を試してみてくださ

い。

日常生活に支障をきたす程度の場合には医療機関の受診が必要ですが、ある程度は付き合

っていかなければならないもの。

その為にはまず自分の頭痛がどの種類に当てはまるのか知るところからがスタートです。

あなたも今日から自分に合った対処法で、うまく頭痛と付き合っていきましょう。



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